ヴァイオリニスト田久保友妃のブログ「四絃弾き。」

関西を中心に演奏活動をしているヴァイオリニスト。出演情報と、音楽について、また練習方法をレポート中。野球が好き。たまに断捨離。

音楽

ヴェルディのレクイエムはすごい迫力

土曜日、数年ぶりにヴェルディのレクイエムに乗ります。 ※出演情報にてお知らせしていました宝塚混声合唱団演奏会になりますが、全席完売だそうです。当日券はないようですので、ご了承願います。 リハーサルで既に天井がラッパと共に崩落してくるのではない…

アンサンブルを楽にする方法 〜楽譜を読むということ〜

いきなりですが…「ねぇ、昨日来るならそう言ってくれれば良かったのに。突然だからびっくりしちゃった」この一言を、お芝居で言うセリフだとしたら、どんな感じで読みますか?色んなバリエーションが考えられる一言にしてみました。・まず、読み手は女性でし…

高校生の合唱を覗いて号泣した日

三連休は熊本で音楽まみれで過ごしたのですが、一番感慨深かったできごとを書きます。本来は二日目コンクール、三日目阿蘇でアクティビティなどして弾ける予定だったのですが、コンクール当日には全快していたといえ、何しろ酷い胃痛に見舞われていたので、…

ランチタイムコンサートと「夕鶴」

週末、アンサンブル・テオフィールのピアニスト植田祐加里ちゃんの出演するピアノトリオとフェスティバルホールのオペラ「夕鶴」を掛け持ちで聴きに行くという贅沢をしました。ピアノトリオの会場は母校、大阪音楽大学の学食「ぱうぜ」です。適度なお昼時の…

上手く弾ける理由、上手く弾けない理由

先日、短すぎる名古屋帯を簡単に結ぶ方法を見つけました。新しいテンプレートまだ不慣れですが…角出しのように帯枕を使わず、お太鼓の下がもこっと丸い形の、それに左側に手先の耳がぴょこんと飛び出すのが可愛い結び方です。しかも、半幅帯のように体の前で…

ドン・ジョヴァンニ

2月3月は課題曲が多く、忙しいというよりもプレッシャーが多い時期です。 そんな中、和装を楽しむのが息抜きにもなり、動作をゆっくりとして心を落ち着けてくれることもあり、友人の結婚式や宴席の演奏など機会があれば積極的に着ていました。 (ふら〜っと…

ベートーヴェン・ヴァイオリンソナタ8番の魅力

来月はツィクルスでも楽しみだった第8番! やっぱり、この曲は本当にワクワクします! その魅力は、 ・ウィーン的な軽快さ ・ジャズのセッション的な掛け合い ・牧歌的かつ分かりやすい哀愁の第二楽章 ・ヴァイオリンが喜ぶ第三楽章 挙げて行くとキリがない…

ベートーヴェンのコツ

書き初めの日です。 もともと、楽器の練習方法レポートをメインに始めたこのブログ、最近は個人日記のような記事も多くて反省中でした。 今年の書き初めとして、練習方法というか、ベートーヴェンのソナタに連続で取り組んできた中で気付いたことをまとめて…

丁寧に、心を込めて

ヴァイオリンの師匠の弦楽四重奏を聴きに行ってきました。先生がライフワークにされているベートーヴェンの四重奏に、ハイドンの「5度」と、初挑戦の武満徹という挑戦的なプログラムでした。ハイドンは安定の美しさと端正な構成力、ぴったりのアンサンブルを…

技が好き

文庫革のがま口を購入しました。うっとり☆*:.。. o(≧▽≦)o .。.:*☆こちらは「文庫革」と呼ばれる、革に模様を型押しし、一筆ずつ彩色した後錆入れという技法で金色を入れたもの。一つ一つ手作業の、伝統の技法だそうです。購入したショップ、「大関」さんは創業…

2015.12.06 【大阪音楽大学オペラハウス】大阪音楽大学第58回定期演奏会

1週間の大学weekの締めくくり、ダイオンの定期演奏会でした! 私の記録によると、今回は私が12年前に音楽大学に入学して初めてオーケストラを経験してから80回めのオーケストラ公演でした。 楽団の正団員の方だと、多い楽団で年間200公演という所も…

ご紹介ありがとうございます

先日のヴァイオリン試奏の様子を、職人の渡部宏さんが記事にしてくださいました。 ameblo.jp 私には普段はない、複数の楽器を弾き比べて遊んでいるような楽しいひと時をこんな風に過ごしていてくださったんだなあと思うととても嬉しい限りです。 渡部さん、…

渡部宏さんの新作

こんばんは、今夜は梅田のグランフロントにあるバー、コスモポリタンにてジャズトリオの演奏しています。先日、ヴァイオリン職人の渡部宏さんが2015年の新作を試奏に持って来てくださいました。できたばかりの新作と、去年の試奏ではまだ音が充分に目覚めき…

見たい景色

先日、リサイタルではピアノ調律師としての顔でアドバイスして下さった志野靖家さんがデュオライブのリハーサルに来てくださいました。 10日がコンクールということを伝えてあったので、「どやった?」と訊いてくださり、入選報告と一緒に入賞までチャレンジ…

静かな音楽生活

手帳を整理していたら、四年前の新聞記事の切り抜きを見つけました。 ピアニストのフランソワ・ルネ・デュシャーブルの当時の生活を綴った記事。 フランソワ=ルネ・デュシャーブル - Wikipedia 恥ずかしながら、ピアニスト、デュシャーブルの名前も演奏も聴…

【演奏会情報シェア】9月27日マグノリア・ポップスオーケストラ

こんばんは。 今日は知人の出演される演奏会をシェアさせて頂きます。 マグノリア・ポップス・オーケストラによるコンサート。 今回はエレキギターをソロに据えた協奏曲とのことで、ソロギタリストが綿貫正顕さんです。 綿貫正顕 - Wikipedia 綿貫さんは、前…

平常のこころ

こんばんは。 9月も終わりに近付きました。 10月にはリサイタル、コンクールファイナルとここ一番のイベントが目白押しなので、それに向けての練習にも熱を入れていますが、朝晩はふだん通りのんびりしています。

取材して頂きました

東日本の大雨による被害… せめて、一日も早く被害に遭われた方が日常に戻れますように祈っています。 私達のいる関西では普段と変わらない生活が送れ、音楽ができることに感謝しています。

音楽活動で使える英単語② ~legato~

こんばんは。 英語がダメな四絃弾き。が英単語を解説するシリーズ第2弾です。 しかもタイトルからするに、 これ英語ちゃうやんイタリア語やん。 まあまあ。 こちら。 この、曲線の方。 何と言いますか? スラーですね。 スラー - Wikipedia ヴァイオリンなど…

【ボーイング】基本は直角

こんばんは。 リサイタルまで一ヶ月を切りました〜 先日、セッションホストの日にふら〜っとホームにヴァイオリンをされているお客様がお見えになりました。 大学卒業からヴァイオリンを始めたとのこと。 セッションはまだまだ… と遠慮されていましたが、「…

行きたい演奏会

駅のポスターに目が釘付けになりました。このコンサートは行きたいです。YukiTAKUBO; Violine

このボーイング練習だけは常にやっておいたほうがいい

こんばんは。 弦楽器を愛する皆さん、特に弓で弾く弦楽器を愛する皆さん、日頃ボーイング練習はなさっていますか? どんなボーイング練習をなさっていますか? 基本のき、のまっすぐ、素直な弓の重みをのせる全弓の練習や、デタシェが垂直に弦上をぶれず弾け…

京都府民ホール・アルティに打ち合わせに行きました。

台風が接近していますね。 京都も朝晩風が強く、交通に影響も出ているとのこと。 怪我などないよう、皆様お気を付け下さい。 さて、10月4日のリサイタルも迫って来ました。 アルティでは1ヶ月ほど前に、舞台設営や照明などの打ち合わせを設定して頂けます。 …

お金の話。③ ~コンクールは実はコスパ良い~

コンクールには勿論参加費というか、審査料が必要になります。 美術展でも出展料はいりますし、語学検定でも検定料はいります。 規模や、音源書類審査から予選から本選まで複数回に審査が分かれているかどうかによっても違いますが、大学生含む大人が参加で…

祈り 〜日本の八月によせて〜

10日後に迫りました。

コンクールへの思い

こんばんは。 三十路にして子供さんや学生に混じってコンクールにソロで参加している四絃弾き。です。 今日は私のコンクールへの思いについて。 そもそも、何のために受けるのか 私は子供の頃から合わせても数えるほどしかコンクールを経験していません。

一番欲しかったもの

先週末、今年の夏の自分への課題としていたコンクールの地区本選がありました。 私はコンクールに数えるほどした参加したことがありません。 30代になった頃、何かへの焦りから「30代のうちは毎年何かしらのコンクールに参加する」という課題を自分に課しま…

ヴァイオリンの汗対策

こんばんは。 猛暑のピークは過ぎたとの噂もありますが、それでも日中の日差しは堪らない強さですね。 涼しい室内であっても、練習でも仕事でも、楽器を弾いている時は傍目には優雅らしいヴァイオリン弾きも汗だくです。 特に首に。

四絃弾き。の装備品

こんばんは。 あつがなついねん。 四絃弾き。の田久保です。 今日は私の楽器装備品を紹介してみようと思います。 ヴァイオリン︰ 2003年イタリア製(メイン) 2011年スズキアウトフィット230(サブ) 弓︰ フランス製(メイン) LAUBACHドイツ製(練習用) ※…

お金の話。② ~弦、どこで買う?~

先日はヴァイオリンの維持費を公開して、弦を張りかえていればどうのこうの~、弦はドイツでは安い、とかそんなことを書いていましたが、その記事を書くにあたって通販サイトを色々見ていて、購入の参考になりそうだと思ったので別記事にしました。 一昔前、…

お金の話。 ~ヴァイオリンの維持費~

先日のブログ勉強会で、「家計簿の公開とかお金の話は人気」という話題がありました。 堀井みきさんのブログ勉強会 - ヴァイオリニスト田久保友妃のブログ「四絃弾き。」yuki-violine.hateblo.jp 私は数字に異様に弱いせいでお金の話になるともう目が点なの…

公開練習実験①

昨日予告した、チャイコフスキーの協奏曲第三楽章冒頭カデンツァを100回弾いて練習しました。 公開練習 〜チャイコフスキーの協奏曲を初見から100回反復練習する〜 - YouTube 所要時間は休憩込み約2時間です。 テンポによりますが、一回あたり40秒〜1分。 20…

公開実験予告 〜難曲をゼロから練習します〜

ウクライナを発つ前、指揮者のニコライ・スーカッチと約束したんです。 次にウクライナに来るときは、チャイコフスキーを共演しようと。 私自身、二年前にカバレフスキーの協奏曲を演奏してから決めていました。 次はハチャトゥリアン、その次にチャイコフス…

練習する意味、補足

昨日は、「練習とは結局不安を無くすのが目的」ということを書きましたが、2つ補足します。それは、「練習でできた以上のことはできない」ということと、「練習は裏切らない」ということ。「練習でできた以上のことはできない」当然ですね。「本番に強い」「…

練習する意味

ウクライナでの演奏会は成功裏に終わった…と言わせて頂きます。あれだけオーケストラや指揮者と一緒に心から演奏をして、謙遜したらバチが当たります。このブログでは一月ほど前から、さんざん「満遍なくさらうために」とか、「200回弾いてようやく手に馴染…

マスタークラスとは何ぞや

協奏曲のオーケストラ合わせに先駆けて、ウクライナ・キエフ音楽院教授のアナトゥリー・バジノフ先生のマスタークラスを受けました。マスタークラス…ってどんなの?というのを、せっかくなのでレッスン備忘録を兼ねて公開しようと思います。そもそも、マスタ…

練習方法① ~全体を効率的にさらう~

※2015年6月4日アメブロに掲載した記事※ 演奏をされる方、いまさら、ということなのですが、「いつも練習が中途半端に足りず最後の方が弾けないまま終わる」ということってありませんか?私は、あります!プロアマ問わず、レッスンで「どこをどう改善するか」は教…