先日のヴァイオリン試奏の様子を、職人の渡部宏さんが記事にしてくださいました。
私には普段はない、複数の楽器を弾き比べて遊んでいるような楽しいひと時をこんな風に過ごしていてくださったんだなあと思うととても嬉しい限りです。
渡部さん、ありがとうございます。
この日の試奏より後、9年間弾き慣れた自分の楽器の発音でも「おや?」と思う瞬間があり、違う楽器をじっくり鳴らせたことで個性のようなものを感じ取れたのかと思います。
今の楽器を9年前、初めて手にした時はそれまでの楽器では鳴らなかった音色が出るのが嬉しくて嬉しくて、この楽器があれば何でも弾けるような気になったりもしました^^;
今は改めて楽器の音に感動するという新鮮さは薄れてきましたが、これからは楽器にまかせず「出したい音を探し当てる」「好みの音色に育てて行く」という過ごし方を共にできたら良いなあとも思っています。
YukiTAKUBO; Violine