結果、私の出番は2番(大和相当ヾ(@⌒ー⌒@)ノ)15時10分からとなりました。
ホールも舞台から客席を望む景色が壮観で、本番が楽しみになりました。
その帰路、熊本の市外局番の着信がありました。先月の九州音色コンクール主催者でお世話になった平成音楽大学からです。
5月28日に出演させて頂く予定だった受賞コンサートは中止とします、と大変ご丁寧な連絡を頂きました。
平成音楽大学は震源地に近い上益城にあり、建物は壊滅状態ながら学生さんと教職員の安否は確認できたというお知らせ、また会場となる熊本県立劇場は改修のため休館が決まっていることは既に存じており、中止もやむ無しと思ってはおりました。
残念ではありますが、コンサート開催よりも平成音楽大学の皆様がせめてものご無事であったこと、目下授業再開へ向けて全力を尽くしています、とのお言葉にこちらが励まされました。
未だ余震が続き、安心して建物内で眠ることもできない中ではありますが、ライフラインが回復した後の復興の鍵となるであろう音楽の機関やそれに携わる人たちの力と希望に、また今回被災したことで音楽などは諦めよう、音楽家としての未来に希望が持てなくなった…という若者がなくなるように、と祈らずにはいられません。
関西から祈るには何と九州の遠いことだろうと自分を無力に感じますが、熊本大分を始めとした今回の地震の被害に遭われた方の一刻も早い平穏な日常と、また以前のように、歴史ある街に音楽の鳴り響く日を待ち望んでいます。
YukiTAKUBO; Violine