2014年1月から3年、番外編(ピアノトリオ)含め全11回で開催してきたベートーヴェンのヴァイオリンソナタ全曲演奏ライブ。
最終回が無事終了致しました。
最終回の今回はベートーヴェンのソナタ10番の他、ヴァイオリンのゲストを迎えてモーツァルトの「魔笛」による二重奏より「俺は鳥刺し」、バルトークの44の二重奏より、モシュコフスキーの2本のヴァイオリンとピアノのための組曲より第1楽章を。
クラリネットの岩田直樹さんを迎えて、ハチャトゥリアンの三重奏を演奏しました。
また、アンコールにはピアニスト伊賀美樹子ちゃんの編曲による「蛍の光~第九メドレー」を全員で。
ゲスト人気のお蔭さまで、これまでのシリーズ最大のお客様にお越し頂きました!
満員御礼♥
少し窮屈になってしまいましたが、ご来場いただきました皆様、ありがとうございました。
毎回しみじみとありがたみを噛みしめていたのですが、シリーズ初回から毎回のように足を運んで下さった常連のお客様。
「全曲コンプリートに、自分は良くてもお客さんには意味があるのだろうか…」と毎回のように悩みましたが、本当に本当に皆様のお陰様で続けることができました。
感謝してもしきれません!
また素晴らしい演奏でお手伝い頂いた岩田さん達。
3年間の間に更に出世して多忙になったにも関わらず、11回欠かさずピアニストと新曲披露を続けてくれた伊賀さん。
伊賀さんの譜めくりや運営のお手伝いをしてくれた牲川君。
本当にありがとうございました!
さて、ここで告知を2つ…
一つは、本シリーズでは譜めくりストとして活躍してくれた牲川旬哉君とのデュオコンサートが実現します。
共演者として、どんな新たな一面を見せてくれるのか楽しみです。
また、新シリーズとして。
そもそも本シリーズを終えた後、ふら~っとホームでの昼のクラシックライブ自体、続けるかどうか悩んでいたのですが、重ね重ね常連様の声に支えられ、ちょっと大胆に出ることにしました。
独演会!
これから限られたヴァイオリン人生の中で、挑戦しておかなきゃ後悔することって何だろう? と考えたらやはり、バッハ全曲にチャレンジしたいということ。
1年に1曲ずつ、6年。そのつもりでひとまずの企画です。
もちろん、今後独演会だけでなくゲストと招いて色々な企画はしていきたいと思います。
3年間の本シリーズを通して、ベートーヴェンからはたくさんの奏法や楽譜の読み解き方、アンサンブルを少しだけ学びました。お客様からは演奏会企画の面白みやむずかしさなどを。
ちゃんと演奏できるか心配すぎて胃が痛む時期もありましたが、本当にやり遂げられたことに感謝しています。
また、新たな目標にぶつかってみます。
今後ともどうぞよろしくお願い致します。
YukiTAKUBO; Violine