昨日から、楽しみにしていた新日本海フェリーあかしあ初乗船の旅に出ています。
今日から舞鶴〜小樽の航路を3往復、船の上の演奏家になります。
今年は6月に客船ぱしふいっくびいなすで船内演奏デビューして、今度はフェリーデビュー♪
今回は計6回のステージ全て独奏なので、「ヴァイオリン独演会・プチ」の感覚。
今回のステージのために導入した新兵器は既に演奏会でテスト済で、万全の準備をしていました。
準備の中で新たに思いついた独演会のアイデアも数え切れないくらいあって、もう楽しくて、忙しくて♪ な夏の集大成です。
(今回の経験も、またアイデアも今後の独演会に活かして行きますのでお楽しみに♪)
午前中に演奏会場のカフェで予告演奏。
午後に45分のステージ。
色んなお客様を想定してタイスの瞑想曲やヴィヴァルディの秋の他、タンゴやジャズもプログラムに入れました。
激し目の曲が多くなったので、やっぱりそんな曲は良く聴いてくださる気がします。
ステージ以外でもお客様と交流があるのも船の良いところ。
一緒に写真撮って頂いたり、ヴァイオリンの話をしたり。
普段のように「あえて、ヴァイオリンのコンサートに」来てくださるのとはまた違う層の方とお会いできたのが貴重な経験になりました。
あと5日のステージ♪
何か起こるんだろう♪
また、演奏以外の楽しみは船の生活。
一週間も一人で客室に住めるので、空き時間をどうして過ごそうかというのも凄く楽しみでした。
電波が通じないので、普段はしないようなことをたくさんしようと「お楽しみ袋」なるものまで用意。
中身は本や雑誌やお菓子や宇宙食(?!)や…
また、夏休みの自由研究みたいなものも。
何しろ、一度乗船したら(寄港時の一時下船は可能とはいえ)何か必要になっても入手できないので、こんなお楽しみ袋やら告知のチラシや機材なども充分に積み込んだ結果、ウクライナに三週間滞在した時の倍くらいの荷物に…
「荷物は軽く!」が信条の私ですが、今回は例外です。
乗ってみれば案外練習できる時間があったり、ぼーっと海を眺めるだけで時間が過ぎたりでまだまだ退屈はしていないのですが、何でも揃っているというのは結構安心。
では、また明日。
YukiTAKUBO; Violine