ヴァイオリニスト田久保友妃のブログ「四絃弾き。」

関西を中心に演奏活動をしているヴァイオリニスト。「生演奏を身近に」をモットーに、バッハのシャコンヌなどクラシックのヴァイオリン独奏からジャズまでの幅広いレパートリーを活かした「ヴァイオリン独演会」シリーズを全国各地で展開中。2017年ソロアルバム「Around the World」リリース。

2019.03.11.【第6回キミマツサクラ式典】嵐電嵐山駅

3月11日。

街中に半旗がはためくこの日は、昨年TSUNAMIヴァイオリンを弾き繋ぐ企画に呼んで頂いたキミマツサクラさんの式典へ。


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受付で、昨年の様子が掲載されたメディアラ(京都メディアグラフィック)を頂きました。

 


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キミマツサクラ(GReeeeNのHIDEさんから受け継がれた桜)の成長のようす、今年初めて種をつけたことなどの記録と、キミマツサクラさんのここ一年間の活動報告、そして14時45分には黙祷を。

 

その後、キミマツサクラさんから支援へのお礼として嵐電キミマツサクラ号車内にてお茶が振る舞われ、そこで今年もヴァイオリン(今年は自前の普通の)を演奏しました。


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演奏したのは「花は咲く」「キミマツ」「ひまわり」「シャコンヌ」の4曲。 

 

「キミマツ」はキミマツサクラの名前になったGReeeeNの曲、「ひまわり」はチェルノブイリのあるウクライナで撮影され(事故の前の映画ですが)ひまわりには除染効果が検証されているということから。

シャコンヌ(一部)」は、バッハの最初の妻へのレクイエムであることと、私が最も全霊をかけて演奏する、私にとってはある一人の人間の生涯そのものを表すと考える音楽でもあるからですが、選びました。

 

そして「花は咲く」。著作権使用料が義援金となるというあまり知られていない話と一緒にさせて頂きました。

https://www.nhk.or.jp/ashita/themesong/

 

キミマツサクラさんや、先日のチャリティで有志参加頂いたアンサンブル響さんのような積極的な活動は素晴らしいものの、誰もが全員実行できる訳ではありません。

だけど、だからといって何もする気がない訳ではない。

できることを少しでも。

そんな時に、例えばカラオケであと一曲何歌おう〜、というときに「花は咲く」を入れる。

演奏家でも、被災地に直接行くということは簡単ではないけど、有料のコンサートで「花は咲く」をプログラムに入れる。

そうすることで著作権使用料が支払われ、義援金になる。

そんな復興支援の方法があるって、すごくいいと私は思います。

 

この日は東北物産展も現地から来て頂いていて、ほぼ完売したそうです。

(私はままどおるフライングゲット←)

 

 

震災から8年経ちましたが、避難者のお子さんとの共演の機会があった今年は特に、復興はまだまだなのだと改めて痛感もしました。

 

できることを。

それでも小さな力を合わせて。

 

復興へ向かえますように。

 

 

田久保友妃