京都新聞に掲載して頂きました。
昨年から「花は咲く」を演奏するたびにお話ししていると思います。
「花は咲く」の著作権使用料が、作詞者・作曲者の厚意により義援金となること。
FACEBOOKに書いた転載になりますが、こちらでも一度書いておこうと思います。
キミマツサクラ式典の演奏でお話した復興支援ソング「花は咲く」の著作権について。
https://www.nhk.or.jp/ashita/themesong/
「花は咲く」という曲は復興へ寄せる思いを音楽で、また誰もが口ずさみやすく心を一つにできる存在としてもとても大切な音楽だと思っていました。
が、「作詞家・作曲家のご厚意により、著作権料がNHK厚生文化事業団を通じて被災地への義援金として届けられています。」というもう一つの復興への側面を知ったのは、演奏家としては恥ずかしながら昨年の北海道胆振東部地震の後、北海道便のフェリー演奏のプログラムを組みなおしたことがきっかけ。昨年TSUNAMIヴァイオリンでこの曲を弾いたときでさえ知らなかったことになります…
昨日も色んな方と演奏後にお話しする機会がありましたが、案外知られていないことのように思います。
(皆知ってたらごめんなさい)
著作権料が被災地へ義援金として届けられる。ということは、カラオケで「花は咲く」を歌ったり、花は咲くを収録したCDを購入することが義援金に募金したのと同じことになる。
という、「できることから復興支援」としては娯楽・息抜き・癒しに払ったお金が募金にもなるというすごく良い取り組みだと思うのです。
お客様にアナウンスしている以上、確認をとっていないでは無責任だと思い、本日改めてJASRAC、NHK両団体に電話で確認を取りました。
CDを出したり有料の演奏会で取り上げたり、という大層なことでなくても、ちょっとカラオケであと一曲入れる、それだけでも募金と同じことができるということだと納得しています。
もっと知られたらいいなと。
東日本大震災にて被災された方が一刻も早く日常に復帰できるようお祈りします。
YukiTAKUBO; Violine