初参加の芦屋ジャズフェスティバル。
「今年からジャンルクロスオーバーが可になったので、どうですか?」とお誘い頂き、エントリーしてみました。
そしたら合格と同時に、「出演会場は芦屋カトリック教会」との通知が…!
芦屋カトリック教会!
それは、正に15年越しの夢だった「教会でバッハを弾くこと」が叶う会場ではありませんか…!
という訳で、急遽プログラムを変更。無伴奏のプログラムを組み、シャコンヌをメインに据えました。
と同時に、シャコンヌの技法をジャズに転写する試み。
ヴァイオリンソロによるジャズスタンダードの編曲にも取り組み、以下の曲をすべてヴァイオリン独奏で演奏することにしました。
♪Tea for two
♪Hash-a-bye
♪シャコンヌ(バッハ)
♪ラ・クンパルシータ
♪It's only a paper moon
私には珍しくプログラム全載せ
何と言っても、一生の記念になる舞台でしたので。
Yuki Takubo plays Bach's Ciaccona ~平成最後の無伴奏シャコンヌ~
芦屋カトリック教会は音響も建物も素晴らしく、「やっぱりバッハはこんな場所で弾いてこそ!」と実感しました。
今までで一番、純粋な気持ちで演奏できたシャコンヌだったと思います。
ジャズフェスを聴きに来たらこんな長大な曲を、水を打ったように静かな中でやっていたにも関わらず、最後まで聴き入ってくださったお客様、「涙が出た」と言ってくださったお客様…
ありがとうございます!
そして、ボランティアのジャズフェス実行委員の皆様。
ありがとうございました!
YukiTAKUBO; Violine