ヴァイオリニスト田久保友妃のブログ「四絃弾き。」

関西を中心に演奏活動をしているヴァイオリニスト。「生演奏を身近に」をモットーに、バッハのシャコンヌなどクラシックのヴァイオリン独奏からジャズまでの幅広いレパートリーを活かした「ヴァイオリン独演会」シリーズを全国各地で展開中。2017年ソロアルバム「Around the World」リリース。

2019.07.14.【ケーテンで〇〇を】チェコ・ドイツ日記⑪

一夜明けて、ケーテンの朝。

雨も上がり、少し肌寒いものの散策には持ってこいの気候です。

 

さっそく地図片手にバッハ巡り開始!


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ヤコブ教会。

 


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バッハ広場。

近くに

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ヨハン・セバスチャン・バッハ学校

 


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アグネス教会。

 

ちなみにケーテンという街は欲の無い街で、駅から城まで、表向きには全然バッハを売りにしていません。

到着したとき本当にここ、あのケーテンで合ってるのかなと思ったくらい。

私が市長だったらめっちゃバッハ推ししてイベントで一山当てようとすると思いますが。
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ホテルはじめ街中どこにでも貼ってあった、パンフルートのコンサートのチラシ。

 

9月までこれしか演奏会ないんかい!

 

とある意味思う……。

 

行きたかったけどまだ先でした。

毎日何かのバッハやっても良さそうなのになぁ。

 

 

で、ケーテン城!


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中はミュージアムになっており、バッハの展示もたくさん。


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バッハがここで無伴奏シャコンヌを書いたんですよ、という展示

 

ここは!


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五嶋みどりさんがDVDでバッハの1番パルティータを弾いていた鏡の前です。

 

鏡の間。


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ここのポスターが無造作にバケツに突っ込んであり、一応聞いてみたらやっぱりタダでくれました。ばんざい。練習室の壁に貼る!
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ここはみどりさんが3番のソナタを弾いていたところです。みどりさんのDVDがずっと流れていました。

 

同じ宮殿にはナウマン博物館という生物学的なミュージアムもありました。

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この階段を登れるのがテンション上がって行ってみましたが、一面鳥の剥製で埋め尽くされていてちょっと……。

ちなみに、2つのミュージアム共通で入場料は3.5ユーロです。

 


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城のお濠のとこで見た猫。ここでこれほど我が物顔できるのはある意味羨ましい。

 


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バッハはこのケーテンで生涯を終えたかったと言ったほど愛した街だそうです。

ライプツィヒが破格の報酬を提示したことや息子の教育のため大学のある街へ移ることを決心したとも言われていますが、個人的には最初の奥さん、マリア=バルバラとの思い出をそっと閉じ込めたかったのではないかな……、なんて感傷的なことを思ったり。

 

そして、ライプツィヒよりもケーテンを愛したということから、バッハの素朴な自然へ対する愛情のようなものを感じた街でもありました。


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バッハだけに小川

 

本当にこうした素朴な自然が美しい穏やかな街。

 

プラハやブルノから来ると面食らったほどです。

休暇中の日曜ということもあるのでしょうが、通りを歩いても人一人にも出くわさないことも多々。

 

午前中はこの写真を撮るためだけに楽器背負っていてちょっと疲れたので

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ちょっと休憩したら、街はずれまで散歩してみます。

バッハもきっと仕事の息抜きに自然の中を散策したりしていた筈。

 

10年ほど前ライプツィヒを訪れた時は卒倒しそうなくらい興奮しましたが、ケーテンは静かな感動を覚える街でした。ここに、確かにあの音楽家が生活をしていたのだという。

 

ヨハセバさん、ファンです! 写真お願いします!

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的な。

今回は自撮り多めなんですが、やっぱりここに自分が来た! という証を残したくなってしまったんですね。

 

うん、ティファニーよりもやっぱり、


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ケーテンで昼食を。

これより美味いものはない。

 

 

YukiTAKUBO; Violine