Meine Damen und Herrn!
セバスチャンです。
ワタクシと四絃弾きは今朝アイゼナハを発ち、ドイツを後にチェコプラハへと向かいました。
こ、これがDB!
ワタクシの職場その3のライプツィヒ、一大ステーションになっておりました。
一泊すれば一路日本へ。ということで、四絃弾きはそろそろ帰り支度にかかっております。
彼女の旅の荷物はこれだけ。
機内持ち込みサイズのトランクに、ワタクシが乗っております手提げ鞄、楽器、ボディバッグ。
割と身軽な方だと言われるそうです。
それも、赤いトランクの中身は殆ど楽譜とお土産で埋まっており、「奇跡的に蓋が閉まったからもう日本に着くまで開けない」そうでございます。
プラハと飛行機での生活用品は手提げ鞄におさめたようです。
かつては彼女の旅支度のトランクはもっと大きかったそうですが、石畳や階段を一人で持ち運べる限界がこの大きさのトランクだと気付いたらしいです。
そこで小分けにして小さくまとめており、移動の際は「荷物は4つ」と常に意識して置き忘れないようにしているとか。
ボディバッグ、ヴァイオリン、手提げ、トランク、1234、と確認する訳ですね。
彼女の旅支度を身軽にしている一つの要因はコチラ。
我がドイツの至るところにある、服専用のコンテナでございます。
この服にまだ着られるけどももう要らない服を入れておくと、赤十字が回収し、セカンドハンドで得た利益我福祉に使われるという仕組みでございます。
観光地にはあまりありませんが、住宅街を少し探すとたくさんございます。赤の他に緑もございます。
四絃弾きは日本でもう着なくなった服を貯めておいて、ドイツへ来るときの半分をそこから選び帰りはこのコンテナに入れて行くということ。服というのは意外と嵩張るもので、その空いたスペースに新しく買った楽譜やお土産を詰めて帰るのだそうです。
なので写真で着ている他の手持ちの服は三宅一生のシワにできる服と、ペトラ・ノボトニアに貰ったブルノのTシャツ程度だとか。それと彼女が編曲に使っているノートパソコンと、洗面用具が手提げ鞄に入っているそうです。
「旅行中は例え1ミリ、1グラムで軽くするのがモットー」と偉そうに言っていた彼女でしたが、ドレスデンで乗り継ぎを待つ間に靴を買っておりました。どの口が言うものか……。
プラハ中央駅に着いたら、駅からすぐのホテルにチェックインしてなにやらこんなことをやらされました。
この図を撮りたいがためにこのホテルにしたらしいです。
外観は古き良き石造りのアルトバウなのに、このブルーマンというのが外壁に引っ付いていたり入口に陣取っていたりするアートなホテルなのです。
部屋の壁は路線図になっていて便利です。
その後、楽譜屋が18時で閉まると知り急いで市電に乗り、楽譜店へ。
スメタナやスークなど、チェコの音楽家の楽譜をたくさん買っていました。
地下鉄の駅にあった、花束の自動販売機です。
これは思い立ったらいつでもプロポーズできるということでしょうか。
その後、日本でもまだ体験したことのないヴァーチャルリアリティが体験できるというTHRILL PARKへ。
かなり疲れておりました。
「楽しかったけど本気で疲れる。あと終わってからしばらく世界が仮想に見えてちょっと怖い」そうです。
明日は飛行機までの間、のんびり城を散策したいそうです。
おわり。
YukiTAKUBO; Violine
いやぁ本気で疲れました、バーチャルリアリティ。
明日は自然を堪能したいかなと…