久しぶりに、布引ハーブ園のヴェランダカフェライブに出演させて頂きました。
ここでヴァイオリンソロの時は前からカラオケ使用なしの無伴奏のみ。
無伴奏アレンジの楽譜をごそっと持っていった中からと、頭の中のバッハやクリスマスメロディの即興アレンジで20分、三回公演でした。
ガラス張りのテラスなので、その日の天気や空模様の気分で選曲はだいぶ変わります。
今こそハイキングはもってこいのお出かけですね。お昼どきには密にならない程度にたくさんのお客様が聴いてくださっていました。
で、コロナ渦明け初のハーブ園だったのですが、「やっぱり今そこ、ソロでもカラオケなしの無伴奏で生の音だけお届けしたい!」と強く感じたのでした。
コロナ渦の影響もあり、すごい大物ミュージシャンもオンラインを駆使して音楽を届けてくださるようになった時代。
私もステイホーム期間にダイナミックレンジの広い交響曲を気兼ねなく聴きたいなと思ってノイズキャンセリングヘッドホン買ったんですが、再生機器の音質もどんどん進化してるなと感じました(三万円代のヘッドホン買ったのが15年ぶりくらい)。
自分もYouTubeやってたからこそ出会えた音楽もあります。
そんな生演奏もオンラインもそれぞれの良さがある今だからこそ、生演奏はゴージャスさよりも生の音の音色や空気感をこそ届けたいなと思ったのでした。
下手したら曲要らないかも…
きれいな音だけでも良いのかも…
そんなヒーリングもありますものね。
自然に囲まれたハーブ園の中では、特に奏者自身がそう感じました。
良い音の追求は続く…
冷え込むようになった中、ヴェランダライブにお越し頂きましてありがとうございました。
田久保友妃