こんばんは。
9月も終わりに近付きました。
10月にはリサイタル、コンクールファイナルとここ一番のイベントが目白押しなので、それに向けての練習にも熱を入れていますが、朝晩はふだん通りのんびりしています。
朝は起きてまず洗濯機を回しながら、毎日どこか一箇所をピカピカにするという掃除をやって、それから顔を洗い、身支度をして洗濯物を干してから練習に。
午前中に、基礎練習の一通りを終えます。
夢中で練習を続けて、「肩が凝ったな、背中が痛いな」と思ったら、ストレッチ。
休憩する間に、練習の間に感じたことを「こんなタイトルでブログに書いてみようかな」と考えるのも、自分の中で良い整理になっています^^
外出時にはちょっとしたウォーキングを兼ねられるよう、歩きやすい靴で速足、腕も良く振って…
以前は「本番前は本番前らしく常に緊張感保っていないと」と思っていたこともありますが、なかなかそれがずっと続くと疲れがたまって、本番終了直後に体調を崩したり、本番でも変に気負って演奏に納得できなかったり…、また、休憩していても練習していない状態に罪悪感を抱いてしまって心から休めなかったり、本番直前「あんなに休んでしまった、うまくいくわけがない」なんて思ってしまっていました。
だけど、7月のウクライナでは自分の欲求に従って「もう今日はおしまい」と思えば終わりに、「ちょっと昼寝しよう」と思えば休み、「野球の動画見たい~」と思えば見て過ごして、心身の状態としてはベストな状態で本番に挑めました。
この「欲求に従う」ようにしていると、自然と練習したくてたまらなくなり、それに従って練習している間は楽しくてしょうがない、という状態が毎日来ましたし、いつだったかのように異国の地で夜中に体調を崩して心細い思いをすることもありませんでした。
逆に、別に観たくもないのに習慣だからとYoutubeにアクセスしたり、お腹が空いてもいないのに間食をしたりもしないように気を付けました。でも、「観たい! 食べたい!」と本当に感じたら従う。
誰に教わったか忘れてしまいましたが、「本番のように練習をし、練習のように本番に挑みなさい」という言葉があります。
平常心ですよね。
もしかしたら、この「身体や脳が発している欲求に素直に従う」「自分自身に耳を傾ける」というのが、平常心を保つことに繋がっているのかも? …と思います。
…という訳で、これに向けて、平常通り、準備をしています^^
YukiTAKUBO; Violine