ヴァイオリニスト田久保友妃のブログ「四絃弾き。」

関西を中心に活動中のヴァイオリニスト。「バッハからジャズまで」をテーマとした幅広いレパートリーを活かし、「ヴァイオリン独演会」シリーズを全国各地で展開中。2020年3月セカンドアルバム『MONA LISA』リリース。http://yukitakubo.com/

2016.01.31. 【ならピ!♯4】

MBSさんプレゼンツ、ならピアノフレンズ、通称ならピ!

今回もオーケストラで出演させて頂きました。

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毎回、ショパンの権威からクラシックのみならず映画音楽やポップス、弾き語りまで様々なピアニストをゲストに迎えてピアノの魅力を伝え、最後には奈良在住の子供さんからアマチュア、プロまで色んなピアニストが演奏するテーマ曲を映像を交えてお届けする、という豪華なコンサート。

初めて参加したときは、ピアノという楽器にしかない魅力や見せ方に物凄く羨望を抱いたものです。

音楽監督とテーマ曲「風に抱かれて」は現在時代劇『真田丸』でもおなじみの服部隆之さん。

前々回かな?
服部さんの指揮で半沢直樹はじめとした名曲を演奏するという贅沢に恵まれたのですが、リハーサルでの指示の出し方から、とても音楽もプレイヤーも大事にされる人柄が伝わってきて、服部隆之さんのファンになったのでした。

テレビなどでお見かけする服部隆之さんは、もちろん嫌な人には見えないだろうけども、有名だし凄い作品をたくさん、長く手掛けていらっしゃるので、ちょっと怖そうなイメージがあったのですが…

人気のある人は人柄も素晴らしいんだな〜、と感激したのでした。

今回は父が観に来てくれたのですが、コンサート自体も感激していたし、そんなコンサートに娘が出演していることを喜んでくれていて、まあこうした形が親孝行になったらそれも有り難いことだなあ、と思うのでした。

父はテーマ曲「風に抱かれて」の手法にとて関心していました。

子供さんからアマチュアからプロまで演奏することができて、連弾にしたり、オーケストラと共演もできて、色んな広がりを見せていく曲。

ちょっと違うのですが、子供のころの発表会で年少組を年長組がサポートする形で演奏したパッフェルベルのカノンをいつも思い出します。

興味のある方は、ならピ!コンサートにご来場頂くと楽譜がもれなく貰えるのでぜひ次回。


それにしても、終演後ロビーで合流した父があまりにもご機嫌だと思ったら、休憩中、ロビーで奈良産のゆず酒を100円で販売していて、3杯も求めたのだそう。

そりゃ〜ご機嫌だよね〜

でも、そんなのも良いなあ、ならピ。

音楽と、開催地の風景と、地元産の銘酒のコラボ。

出演したコンサートのお客さんが笑顔で帰る風景は幸せなものです。

MBSの皆様、オーケストラの皆様、お世話になりました。ありがとうございました。


YukiTAKUBO; Violine