ベートーヴェンツィクルスのピアニストと、共通の先輩のお宅に泊まり込みで合わせをしました。
彼女とは家が遠く、なかなかゆっくりとできないので合宿できたのはとても良かったです。
感謝。
夕食は先輩のご家族も一緒に。

私考案のテキトウ料理のメニューは…

私の発明ではなく、インターネットで見て一度やってみたかったものです。
エリンギに刺さった所だけパスタがくっついてしまい、インパクトはともかく…でした。
パスタ自体は音大でピアノ構造の先生から習った「世界一美味しいパスタ」。
ツナとトマト缶をにんにくと鷹の爪を加えたオリーブオイルで炒め、あえるだけのシンプルパスタなのですが、先生のレシピは分量やパスタのセレクトがきっちり決まっていて、ほんとに美味しいんです。
この日はワイワイ買い出ししたので、分量はちょっとテキトウ。
唯一空で作れるパスタですが、今度大学のノートからちゃんとしたレシピを掘り出してまた紹介します。
文句も言わずエリンギごと完食してくださった先輩のご家族に感謝…
肝心の合わせ。
トルストイの小説にも使われていますね。小説ではアマチュアピアニストの語り部の妻に簡単に弾けるものだろうかと疑惑があったのですが、今回ピアニストの伊賀美樹子ちゃん曰く「基礎ができていればそんなに難しくない」とのこと。
心強い…
それでも、壮大な第1楽章から全3楽章まではなかなか壮大な造りで、心して挑まないといけないことがたくさん。
あと1週間、しっかり準備したいと思います。
カップリングのシューマンによるピアノ伴奏付きシャコンヌもなかなか面白い仕上がりです。
通常の無伴奏ではフレージングやテンポの揺れで表現するアゴーギグが大事ですが、こちらはピアノがずっとシャコンヌのリズムをキープしているので、その辺はあっさりと、元々の舞曲としてのシャコンヌの形が見えやすく、ロマン派らしい和声の色付けがされています。
かっちりしたコンサートではなかなか取り上げない伴奏付きバージョン、ぜひどんな仕上がりかお楽しみに…
YukiTAKUBO; Violine