
大学主催の演奏会ではなくて、在学生・卒業生・教職員の出演するコンサートのチラシかびっしり。
壮観でしょう?
私も2回ほど掲示お願いしました。
実は、以前はこの壁を心穏やかに眺めることができませんでした。
知り合いがこんな立派なリサイタルをしてる…
同じくらいの世代なのに、こんな立派な経歴を持った人が…
チラシを見ただけでそう焦るのに、その演奏会に行くなんてなかなかできません。
星の数ほど素晴らしい音楽家がいる中で、私はほんの端くれなのは良く分かっているのですが、以前は負けず嫌いな性格が災いしてそんな風にばかり他人の音楽活動を眺めていました。
今年のコンクール経験で、他人との比較でない、自分自身の理想との戦いが始まってから、そうしたコンプレックスがなくなり、今は物凄く興味深く、宝の山のようにこの壁を眺めることができました。
この企画、面白い!
こんな曲を取り上げるんだ、聴いてみたい!
このチラシ、素敵なデザインだな…
この人、名前は存じ上げないけど同じ先生に習ってる! 先生にお会いしたら話してみよう。
…などなど。
今まで凄く損していたのですね。
また帰宅後、音楽事務所から送付されてきたコンサートの案内にも興味深く目を通し、春先に行きたいコンサートリストにいくつかを加えました。
純粋に音楽を楽しむ気持ちというのが、今年の最大の収穫かな? と思っています。
明日はいよいよ本番o(^▽^)o
YukiTAKUBO; Violine