京都では五山送り火も過ぎ、少し暑さも和らいだかのようなこの所。
黄色い球団以外で初めて来ました。
何やら連日の満員だとか、券売は一キロの行列だとかの噂でしたので、とりあえず早めに行くことにして第二試合の行われていたお昼前に到着しました。
誘導に従って入場すると、ライトの選手が目の前というなかなか良い外野席(外野席は無料開放されています! 但し満員の試合では入場制限もあり、時間によってライトとレフトに自動的に誘導されてしまいます)に着くことができました。

当日は程よい曇天に気温も高くなく日差しも穏やか、蒸し暑いというほどではなかったのに、心地よい浜風に誘われてちょっとだけのつもりで日除けのカーディガンを脱ぎました。
…あれ、何か背中がチリチリする…?
くるりと振り返って、

ちょっと浜風を浴びるつもりがうっかり観戦に熱中してしまい、真っ赤っかに日焼けしてまったのでした。
あ〜、しまった〜、と悔やんでも後の祭り。
甲子園名物かちわり氷で冷やしてもみたけど、焼け石に水…焼け肌にかちわり氷。

急いでカーディガンを羽織り直してもくっきり焼けたワンピースの後は真っ赤なまま。
私はブルーベースの肌なので、日焼けすると真っ赤に炎症起こすのですね。
…まあ良いや!
(今夏、あと何回ドレス着るんだっけ…ていうか明日乳がん検診や!^_^;)
実際に訊ねたことはありませんが、ヨーロッパの人は夏に日焼けしていないと「バカンスに行けなかったんだわ、可哀想に」と思われるから頑張って肌を焼く、と言います。
その瞬間、私は「野球ファンが夏に日焼けしていなかったら、可哀想に、甲子園に行けないで夏が終わったんだ、と思われるからこれで良いんだ!」という訳の分からない理由をこじつけて自分を慰めたのでした。
帰宅後のシャワーが染みます。
帰途の間に「日焼け後」を検索。
とりあえず保湿。ヴァセリンが効果的。
というので、森茉莉風に言うと「ラオコオンの像の如き奇妙な踊りを踊りながら」背中にヴァセリンを塗りたくり(上からラップが効果的だそうだけど、今の時期背中半面ラップはあせもの上塗りになりそうだから、それはしない)、母が何年も前に縫ってくれたオーガニックコットンの寝間着をそーっと羽織り、うつ伏せに眠りについたのでした。
あとはビタミンCですね。
トマトもビタミンC…あるよね?
これ、効くかな?
効きますように。
ブルーベースの皆さん、浜風に誘われても日焼けにはくれぐれもご注意を。
YukiTAKUBO; Violine