ヴァイオリン一本で何ができる? ――なんでもできる♪
ヴァイオリンは身軽で自由な楽器です。
ヴァイオリン独奏のための作品は名曲がたくさん。それらの紹介とともに、「プロの生演奏を身近に」をモットーに、音楽クイズや楽しいリクエストタイムで綴る、ヴァイオリンと独りの奏者とお客様で作る田久保友妃のオリジナルプログラム「ヴァイオリン独演会」です。
記念すべき第1回。2015年11月7日、京都町屋カフェ円々庵。
ちょうど、京都府民ホールでのデュオリサイタルを開催して、国際コンクールのファイナルに出場して、協奏曲も二度目のオーケストラ共演を果たした時期。
大きな夢が立て続けに叶えられたことで、それまで見落としていた「こんなこともしてみたい」という、独自の希望が色々あることに気づきました。
・ヴァイオリン一本の演奏会をしてみたい
・和服でお座敷でのライブがしてみたい
・笑点みたいな楽しいコーナーを作りたい
・お客様一人一人がただ聴くのではなく参加して欲しい!…
そんな漠然と、雑多にあった希望を全部入れ込んでみた演奏会でした。
物凄く不安でしたし、緊張もしたけど、夢が全部形になって嬉しかったです。
ただ当時はベートーヴェンのソナタ全曲演奏会の真っ最中で、まずはそれを全10回きちんとやり終えるのが第一。ということで即シリーズ化はできませんでしたが、その間に以前譜読みしたきりの無伴奏作品をさらい直してみたり、福祉施設にも個人で弾きに行ったり、地元の音楽イベントにソロ出演してみたりと準備を進めていました。
そして、2016年でベートーヴェンツィクルスを終えてからの第一弾ライブとして、ヴァイオリン独演会シリーズ開始。
第2回(通算)。Piano Pubふら~っとホームvol.1。
お客様の反応も良く、一回やるごとに「次はこんなこともしてみよう」というアイデアが出てきて、外部からのライブ出演依頼にも独演会を提案するようになりました。
第3回。円々庵のウィーンカフェ(写真展とコラボ)。
第4回。京都北大路さろん淳平。
第5回。ふら~っとホームvol.2「テレビの中の独奏ヴァイオリン」。
テレビで観るヴァイオリンといえば、誰もが一度聴き比べてみたいであろう、アレ。
格付けチェック中。
格付けチェックや、屋外の演奏にも対応できる安価なサブヴァイオリンも持ってます♪
次回はまさにやってみたかったことの一つ、「ピアノなし、音楽専用のホールではないんだけど、職場の方たちにやすらぎのひとときをコンサートで過ごして欲しく…」というご依頼。
「ぜひヴァイオリン独演会で!」とお受けしており企画進行中です。
「これは難しいかな?」
ということも一度相談して頂ければ考えてみます。
制約の中でアイデア勝負するのは昔から大好きでした。
そんな中から生まれた名物みたいな企画も色々あります。
10月は3回やります♪
オープンのものはぜひお越しください♪
YukiTAKUBO; Violine