ヴァイオリニスト田久保友妃のブログ「四絃弾き。」

関西を中心に活動中のヴァイオリニスト。「バッハからジャズまで」をテーマとした幅広いレパートリーを活かし、「ヴァイオリン独演会」シリーズを全国各地で展開中。現在、京都市立芸術大学大学院博士(後期)課程在籍中。研究テーマはPMなど日本におけるプロレタリア芸術と音楽との関わり、その実践者について。http://yukitakubo.com/

2024/05/14【ロータリークラブ卓話】リーガロイヤル京都

京都洛南ロータリークラブ例会の卓話で講師を務めました。

 

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久しぶりの独演会(無伴奏のみ)スタイル。

 

無伴奏ヴァイオリン独奏の歴史と展望」と題し、演奏とスピーチを織り交ぜた発表要旨はこんな感じ。

 

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♪J. S. バッハ:《無伴奏ヴァイオリンのためのパルティータ第3番》より〈ガヴォット〉

無伴奏ヴァイオリンとは」
「ヴァイオリンが活躍する音楽ジャンルの一例」
「ヴァイオリンを用いた編成の一例」

♪J. P. v. ヴェストホフ:《無伴奏ヴァイオリンのための組曲 第6番》より〈アルマンド〉〈ジーグ〉

♪J. S. バッハ:《無伴奏ヴァイオリンのためのパルティータ第2番》より〈シャコンヌ

「音楽の楽しみ」
「最後に(無伴奏のヴァイオリンが持っている可能性)」

♪お楽しみ曲

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発表前から「独奏というのはどういう……」との質問が飛んできましたが、その辺りをスライドも使って解説しました。

こうしてまとめると、改めて特殊な編成だなーと思います。

 

最後のまとめでは、ヴァイオリン無伴奏の「利点」がウケて良かったです笑

 

そういえば、このブログでは投稿していませんでした。

四月から博士課程の学生をやっております。

日本のヴァイオリン作品に関する研究をやっていますが、テーマが社会学に寄ってきたので今はとにかく勉強中。

 

今後は研究関連の活動も増えるかなと思いますし、修士論文に関する問い合わせをいただいたりもしたので、学術関連のことをまとめたページを作りました。

yukitakubo.com

 

今回のように一般の方に向けて、ちょっと専門的なジャンルをプレゼンテーションするような形式のご依頼も承ります。

 

 

 

 

田久保友妃