10月8日は運動会があった学校も多かったですね。
運動会の定番曲よろしく、私のこの日も「天国と地獄」な一日でした。
第19回大阪国際音楽コンクールの授賞式。
今回、演奏とは別に「機会があったらできるだけたくさんの参加者と交流したいな」と思っていました。
知人の演奏も聴きに〜
古楽部門に出場されていた庭野宏樹さんは、二年前の新潟ジャズコンテストがきっかけで知り合ったリコーダー奏者さん。
多分私より年上だと思うのですが(違ったらごめんなさい)二年前より格段にエエ音になってました。励みになる〜
それから、できるだけ人の演奏を聴いて、良かったと思った人に感想を伝えること。
結果発表などで演奏が良かった参加者を見かけたら即、出川哲郎ばりの英語で話しかけました。
ユーはグレイト
くらいの勢い
笑
韓国の方と間違えて京都芸大の学生さんにすごい英語で話しかけ、更に、後にその方が英語ペラペラだったと知ったときには…
(〃∇〃)hazukashi-←地獄その一
もう一つの地獄は…
着物地獄…
卒業式かっ
という紋付きに袴の私。(帰りは賞状を筒に入れてたので間違いなく卒業式)
珍しく同日に演奏のない式典だったから、というのもありますが。
この袴は祖母の着ていた袴で、紋付き色無地は祖母が誂えたもの。
私が音楽の先生になったら良いなぁと思っていたらしい祖母でしたが、演奏の道に進んだ後もずっと支えていてくれた、そんな祖父母に喜んで貰えたら良いなぁとの思いでした。
ところが。
いや〜
15分れば充分身支度できると思って…
甘く見てたよね! 自分の着付け技術の衰えを!!
今年は袴着るの初めてでしたから…
「袴どこ?!」に始まって実家の部屋は着物の散乱した着物地獄に…
着付けにももたついて、母から「諦めてもう洋服に…」と言われながらも、意地でも着る。駅では迫りくる電車を目前に券売機が止まったり…
ギリギリセーフで駆け付けるという。
地獄そのニ。
その他は、庭野さんはじめ運営スタッフさんとも音楽のお話三昧の夢のような一日。
大阪国際音楽コンクールの賞状を頂くという四年越しの夢も叶いました。
天国です(^^)
とはいえ、授賞式ではずっと「良いなぁ〜メダル欲しいな〜」とさらなる欲が出てきてしまいました☆
欲は向上心です☆
とはいえ、来年からは一番得意な曲ではなく、一番人生をかけて弾き続けたい古典の曲を選ぶと思います。それでまた入賞できたら、古典が得意曲といえる。
そんな風に向き合いつつ、メダルも目指して行きたいなぁと思います。
ここからまた出発点。
今回の伴奏、加藤雅子さんはもちろんですが、三年間伴奏してくれていた牲川旬哉君の存在あればこその最初の一歩でした。
牲川君は決してクビではなく、今年は彼がソロに専念するためです(^^) とはいえ加藤雅子さんも素晴らしいし…
みんなが弾いて欲しいピアニストすぎて迷う! 幸せな悩み…
ありがとうございました。
YukiTAKUBO; Violine