近鉄大和西大寺駅すぐ、ならファミリー6階にある秋篠音楽堂のロビーコンサートに初めて出演させて頂きました。
秋篠音楽堂はとても素晴らしい音響とゴージャスな雰囲気を持つホールで、室内楽を何度か聴きに行きましたがロビーも広くて80名ものお客様に聴いて頂けます。
ピアノは牲川旬哉さん。
目下二人で煮詰めているフランクのヴァイオリンソナタから1・2楽章と、初めて演奏する会場なので自己紹介を兼ねた得意曲を、ということでバルトークのルーマニア民俗舞曲、モンティのチャールダーシュを演奏しました。
二人ともスーツというちょっと珍しい衣装もあいまってか、「すごく斬新でした」と終演後に話しかけてくださったお客様もありました。
後半はオーボエ・バリトン・ピアノのトリオ、アンサンブル528Hzさんの演奏。
528Hz(ドの音らしい)という音の周波数は遺伝子を修復するのだそうです。
音楽の不思議ですね。
最後は全員でお客様と一緒に「シャボン玉」を合唱してアンコールに換えました。
それにしても、写真で見ても本当にお客様がいっぱい。
開演二時間近く前から整理券の列にたくさんのお客様が並んでくださっていて、立ち見も出るほどの満員。
秋篠ロビーコンサートの常連様なのですね。
134回めとなるこのコンサートを地道に続けて来られた秋篠音楽堂運営の皆様に頭が下がります。
また、お世話になりありがとうございました。
とても楽しく演奏させて頂きました。
で。
奈良ということで、橿原からはるばるこの方が来て下さいましたー!
なんで3人とも悪巧み顔なんだろう笑
打楽器奏者兼指揮者のふるこーさん・ふるコーチ・もとい古川功さんです。
ふるこーさんとの出会いは3年前。
奈良の市民オペラ「こうもり」のために結成された小オーケストラの指揮をしてくれたのがふるこーさんだったのでした。
このオペラ、オーケストラピットのない舞台だったのでオーケストラは舞台下手の花道に横並びに設置、指揮者は客席に配備! という珍しいセットでしたが、ふるこーさんは「客席の暗闇の中少しでも奏者に見えやすいように」と白手袋を調達してきてそれを嵌めて指揮してくださってました。
過去にないエキサイティングな環境もあり、アンサンブルと指揮者の一体感はすごいものが生まれました。
そんな3年前の冬から、ふるこーさんは時には京都にも演奏聴きに来てくださったり。
「指揮者がいないとツラいです」
の一言からここまで深いご縁が生まれるとは。
これも音楽の力だなあと思います。
また奈良でも音楽を通しての出会いがありますように♪
YukiTAKUBO; Violine