3月になりました。
春らしい陽気が感じられると共に、この時期から震災関連の番組も増え、どうしても7年前に思いを巡らせる時期です。
この度、京都と東北被災地を結ぶプロジェクト「キミマツサクラ」さんとのご縁があり、3月11日にTSUNAMIヴァイオリンを演奏させて頂くことになりました。
TSUNAMIヴァイオリンは「被災地復興の旗印となるよう願いを込めて、魂柱には陸前高田「奇跡の一本松」の木片が用いられ、裏面にその姿が描かれています」(HPより)
存在はかねてより存じ上げていました。
裏板に「奇跡の一本松」が描かれ、丁寧に作られたことが良く伝わってくるヴァイオリン。
いつか、その音に耳を傾けて、できることなら奏でてみたい…、と思っておりましたが、ご縁を繋いでくださった方々のお蔭で、実現することになりました。
演奏会場は、まず、午後3時~4時の間に数名のヴァイオリニストによって(TSUNAMIヴァイオリンを1000人の奏者が弾きつなぐというプロジェクトがあります)演奏を捧げます。
こちらは京福電鉄(嵐電)嵐山駅で、震災発生時刻の黙祷から、TSUNAMIヴァイオリン演奏、フィルム上映と行われます。
私もその中の一人として演奏致します。(曲目は他の奏者と相談の上近日決定)
また、キミマツサクラさんとの打ち合わせの中から、「より多くの方にTSUNAMIヴァイオリンの音を聴いて頂きたい」という思いが一致し、夜、四条大宮のふら~っとホームにてヴァイオリン独演会を緊急開催することにいたしました。
ワンドリンクオーダーのみお願いします(子供さんは500円)が、ミュージックチャージや入場料はありません。
募金箱を設置する予定ですが、そちらの募金はキミマツサクラさんへ全額寄付致します。
二度とない機会かもしれません。ぜひ、このヴァイオリンの音色を聴きに来ていただけましたらと思っております。
田久保友妃