終演いたしました。
カルテットメンバーの、ヴァイオリン厚味聡子さん、ヴィオラ清水絵理さん、チェロ名田卓麻さん。
《Water Bird》の提供、そして以前からリハーサルまでご指導いただいた作曲家の中村典子先生を囲んでスタッフと。
会場に届いたお花。
他にもたくさんのプレゼントをいただきましたが、美味しいお菓子はメンバーで嬉しくいただきまして写真に収める前に消えました…
聴くだけでもしんどいプログラムだったかと反省もありますが、演奏者というよりはプレゼンターのつもりで、ヴェストホフ(1696)〜バッハ(1720)〜バルトーク(1944)〜中村典子(2021)〜武満徹(1980)〜早坂文雄(1950)という音楽の流れを一本の線として奏でることができ、本当に感謝しています。
コロナ禍の三年間、色々と制約もありましたが今だからこそ学べたことがたくさんありました。
学んだことを、今自分が音楽をやっている、現代の日本から生まれる新しい音楽に繋げたいと願うのは自然なことでした。
中村典子先生の《Water Bird》は私なりのひとつの可能性でもあります。
今後も演奏者と作曲家が一体となって、音楽を届けていきたいと一層強く願うようになっています。
今月からはオーケストラの演奏やジャズのライブも色々控えています。
いつ、どこでどんな音楽を演奏するにしても、変わらない芯を持ってこれからも奏でていきたいと思います。
改めまして、会場にお運びいただきましたお客様、一緒に演奏してくださったメンバー、スタッフのみんなにお礼申し上げます。
ありがとうございました!
田久保友妃