オーケストラ強化期間第一弾でした。
毎年この時期は母校大阪音楽大学の定期演奏会オーケストラに呼んで頂くことが多いので慌ただしくも楽しみなのですが、今年はその直前に夢のお仕事の一つ❤ 文化庁の巡回公演に、ザ・カレッジ・オペラハウス管弦楽団のメンバーとして同行させて頂く機会を得ました。
11月の週末に関東に移動し、群馬・栃木・埼玉の小中学校でオーケストラによる音楽の時間を持ちます。
前半はワーグナーやサン=サーンスによるオーケストラのカッコイイ所を魅せる曲目や楽器紹介、後半は子どもたちとオーケストラのコラボレーションというプログラム。
オーケストラの一団員とはいえ、お客さんの反応には少なからず影響を受けるものです。
なので、子どもたちの素直な反応はとっても楽しみでした。
中学校と小学校でも反応するポイントは違うし、また小学校でも場所が変われば「わーっ」と盛り上がるポイントは全然違って、毎日がワクワクの連続でした。
私達が子どもたちに元気を貰いに行ったような夢の日々…
最終日には関西に帰りたくない〜まだまだ公演いきたい〜なんて^^;
帰りは新幹線の「E席」が予約でき、ばっちり晴天の富士山が拝めました。
そして帰って来たらすぐにまたとても楽しい一時が。
休む間もなく、大阪音楽大学の定期演奏会のリハーサルが連日続きます。
私は演奏員という肩書でここ数年毎年オーケストラの一員として演奏させて頂いています。
今年は特別にイタリアから、ロッシーニの巨匠、アルベルト・ゼッダ先生を指揮にお迎えしての演奏会でした。
曲目はメンデルスゾーンの交響曲「イタリア」と、ロッシーニの「スターバト・マーテル」。
夏、御年80目前の指揮者松尾先生のお元気な姿にびっくりしたばかりですが…
ゼッダ先生はなんと米寿!
しゃっきりとした立ち姿。良く通る声。そして「ほら〜なんて美しい音楽でしょう? 君たちもそう思わない?」とでも語りかけるような、ドルチェを奏でる時のうっとりとした表情。実際に甘い音色や活き活きとしたリズムを引き出す指揮振り。
なんと二曲とも暗譜で指揮されてましたし!
学生さん達はみんなゼッダ先生に魅了されてしまったようです。
私もお仕事として演奏させて頂いているのに、こんなに勉強になっちゃって良いの?!
というくらい濃密な5日間を過ごさせて頂きました。
ザ・シンフォニーホールに来てくれた家族は「今年が一番良かったよ〜、指揮者ってすごいね」と。
…
やっぱり
…
オーケストラは楽しい!
今月はもう一イベント、クリスマスイブとクリスマスに広島での威風堂々クラシックもあります。
そちらの準備もありますが、その合間にこちらのコンサートの準備も。
あれだけ良い音楽に浸かった後なので、なんだか特に楽しいひと時にできそうな!?
現在10名様ほどの予約状況です。できましたら事前のご予約お願い致します。
ギャラリーに直接でも、私にご一報戴いてもどちらでも大丈夫です。
よろしくお願い致します。
YukiTAKUBO; Violine