ヴァイオリニスト田久保友妃のブログ「四絃弾き。」

関西を中心に活動中のヴァイオリニスト。「バッハからジャズまで」をテーマとした幅広いレパートリーを活かし、「ヴァイオリン独演会」シリーズを全国各地で展開中。2020年3月セカンドアルバム『MONA LISA』リリース。http://yukitakubo.com/

2021-07-01から1ヶ月間の記事一覧

2021年8月以降の出演情報(公演中止情報)

8月中の以下の公演につき、緊急事態宣言と蔓延防止措置のため中止となりました。 ご了承ください。 2021年8月3日(火)18:20〜/19:20〜 【ジャズ・ヴァイオリン・トリオ】 (大阪・ニューサントリーファイブ/Pf: 越山満美子、Bs: 長谷川光) 2021年8月5日…

読書日記21 『「ヒロシマ」が鳴り響くとき』 

「ヒロシマ」が鳴り響くとき 作者:能登原 由美 春秋社 Amazon 能登原由美,2015『「ヒロシマ」が鳴り響くとき』春秋社 * 広島、長崎、ではなく「ヒロシマ」「ナガサキ」と表記するときは、被爆地としての意味合いを持つ。 本書もやはり、被爆地「ヒロシマ」…

2021年8月以降の出演情報

恐ろしく久しぶりの更新となってしまいましたが、出演情報など更新しました。 yukitakubo.com 2021年8月3日(火)18:20〜/19:20〜 【ジャズ・ヴァイオリン・トリオ】 (大阪・ニューサントリーファイブ/Pf: 越山満美子、Bs: 長谷川光) 2021年8月21日(土…

ブラームスと火の鳥の一夜

降って沸いた幸せな一夜、ブラームスの1番とストラヴィンスキーの火の鳥を数年ぶりに。 そして生まれて初めてのジョン・ウィリアムズのオーケストラ曲に、ファリャのバレエ。 本番では、こんなにも自分がこの曲と過ごしてきた時間を全部渡してくれる指揮者っ…

読書日記20 『管理社会の音楽』

ウルリヒ・ディベーリウス,渡辺健 訳『管理社会の音楽』音楽之友社,1979年(Dibelius, Ulrich. 1971. Verwaltete Musik. München: Carl Hanser Verlag) 「一体啓蒙はどこからはじめたらよいのか? 一体どこで、批判の半分でも理解してくれるのだろうか?…

読書日記19『バッハ』

バッハ (カラー版作曲家の生涯) (新潮文庫) 作者:隆一, 樋口 新潮社 Amazon バッハの伝記は今年に入って何冊目だろうか。(シュッツとはえらい違いである) 研究され尽くされた上で更に研究されつつある作曲家だけあって、大方の生涯にさほど違いはない。 だ…