ウクライナを発つ前、指揮者のニコライ・スーカッチと約束したんです。
私自身、二年前にカバレフスキーの協奏曲を演奏してから決めていました。
という訳で、時間はかけるつもりですが、あの空気感を覚えている内に少しずつ準備しようと思いました。
第一楽章、第二楽章は少しやったことがあります。第三楽章はまだ。
特に第三楽章は私の苦手な速いパッセージが続きます。
せっかくなので、この楽章を使って「技術的に手に余る曲でも200回弾けば大体手に馴染む」という持論を検証してみます!
プロの演奏家としてゼロの譜読み状態を公開するのは嫌ですが、「大体こんなもの」というのが伝わる程度に編集します。
他にも練習待ちの曲を抱えており、楽章全体を200回弾く時間的余裕は今ない事と、差し迫った曲ではなくじっくり浚いたい曲であること、元々私は少しずつパートに分けて浚うタイプなので、今回は

冒頭からここまで、オーケストラの華やかな序奏の後に完全な独奏で放り出される短いカデンツァの部分を200回ではなく1回目から100回目まで録画し、その時点でどこまで弾けるのかを公開します。
動画は明日公開します。
YukiTAKUBO; Violine