ヴァイオリニスト田久保友妃のブログ「四絃弾き。」

関西を中心に活動中のヴァイオリニスト。「バッハからジャズまで」をテーマとした幅広いレパートリーを活かし、「ヴァイオリン独演会」シリーズを全国各地で展開中。2020年3月セカンドアルバム『MONA LISA』リリース。http://yukitakubo.com/

2021-04-01から1ヶ月間の記事一覧

読書日記11『無伴奏』

無伴奏──イザイ、バッハ、そしてフィドルの記憶へ 作者:小沼 純一 発売日: 2008/11/22 メディア: 単行本 小沼純一『無伴奏 イザイ、バッハ、そしてフィドルの記憶へ』アルテスパブリッシング,2008年 ーーひとりでありつづけることをひきうけるためにーー197…

【せかいはパラダイス】オーケストラ版

「せかいはパラダイス」オーケストラバージョン - YouTube 土曜日にテレビ放送がありました。 母と 「しまちゃんか〜わいい〜❤️」 コールしながら見てました。 YouTubeでも公開されています。 珍しい打楽器もたくさん紹介されているので、ぜひ観てくださいね…

読書日記10 『フーガとソナタ』

専門書の返却期限が迫ってきてぎゅうぎゅうに詰め込んでるけどそろそろショートミステリーなんか読みたいしもっと欲を出せばゲームしたい フーガとソナタ: 音楽の2つの文化について 作者:ハルム,アウグスト 発売日: 2017/06/08 メディア: 楽譜 フーガ、とい…

読書日記9 『バッハ 無伴奏ヴィオリン作品を弾く』

バッハ 無伴奏ヴァイオリン作品を弾く バロック奏法の視点から 作者:ヤープ シュレーダー 発売日: 2010/01/21 メディア: 単行本 何年かぶりの再読になる。 バロック奏法からバッハの無伴奏ヴァイオリン作品の演奏法を解剖する解説書。 私ごとだが、現在、バ…

読書日記8 『漱石が聴いたベートーヴェン』

『漱石が聴いたベートーヴェン 音楽に魅せられた文豪たち』 瀧井敬子 著 漱石が聴いたベートーヴェン 音楽に魅せられた文豪たち (中公新書) 作者:瀧井敬子 発売日: 2014/07/11 メディア: Kindle版 秋蔦の色の濃きに黒斑入りたるヴァイオリンーー島崎藤村 ✳︎ …

近況とか

4月から、新しい先生について勉強を始めました。 〜氏に師事、と公言できるのはある程度信頼関係が出来てからだと思うので、まだ明言は避けますが、憧れの雲の上のような演奏家の方。 運良くつくことができました。 とりあえずバッハを見て頂いています。 で…

読書日記7 『音楽の危機』

『音楽の危機 《第九》が歌えなくなった日』 岡田暁生 著 音楽の危機 《第九》が歌えなくなった日 (中公新書) 作者:岡田暁生 発売日: 2020/10/30 メディア: Kindle版 帯には、無人の客席いっぱいに観葉植物を敷き詰めたバルセロナ・リセウ大劇場での弦楽四重…

読書日記6 『白い病』

『白い病』 カレル・チャペック 著 阿部賢一 訳 白い病 (岩波文庫)作者:カレル・チャペック発売日: 2020/09/16メディア: 文庫 『白い病』は五十歳前後の人間のみが発症し、皮膚に白い斑点が顕れ、やがては腐食し死に至る架空の伝染病だ。大学病院の医療関係…

読書日記5 『魂の錬金術』

心がガチガチに武装していると感じたら、自伝と併せてお勧め。自伝の方がサクサク読めるけど、アフォリズムは本棚に置いておきたい一冊。文庫化希望。 魂の錬金術―エリック・ホッファー全アフォリズム集 作者:エリック ホッファー 発売日: 2003/02/01 メディ…