3度目の神戸北野Basin Streetジャズライブ出演でした。
こちらはBasin名物、自家製カレーヽ(=´▽`=)ノ リハーサルの前に頂きました。
オーナー自ら考案したレシピで10年以上変わらぬ味で作られている甘辛カレー。この日はこれを頂くためにご飯抜いて行きました。
めっちゃ美味しいので、お酒は飲まれない方はカレーとジャズはいかがでしょう。
メンバーはオーナーでギタリストの川崎達彦さんとベース椿原栄弘さん、そして初共演の石川武司さんでした。
(写真は某洋館館長から頂きました♪ いずれその紹介を出演情報と共に…)
「ピアノの魔術師」と伺っておりました。
何といいますか
圧倒的
でした。
神戸の音楽シーンを良く知る写真くださった方いわく、「越山満美子さんは包容力のあるピアノで、石川武司さんは世界観がすごい」という。
うちの父も結構独特なんですが、父は「音数が多い」笑 ので、間を空けようものならすかさずその空白がピアノで埋められてしまうという感じ。
石川さんは
間
が独特で、その後に来る音がもう何というか、こちらもすごい集中していないと耐えられないような存在感で、もうめちゃめちゃ緊張しました…
すごく集中してましたし、「この音出そうかやめようか」という選択の瞬間に緊張で頭が真っ白になるくらいの、最近ではコンクールでしか体感しないような瞬間もいっぱいありました。
色々、ジャズバンドでフロントを取るならやるべきことも指摘して頂きました。
それと、音大時代の後輩でジャズ・ロックヴァイオリンに専念しているプレイヤーが聴きにきてくれまして^^ ありがとう~
ヴァイオリンのマイクや音響のことを質問責めにして色々教えて貰いました。
ヴァイオリンの音響もすごく奥が深いものです。
室内楽では、一応1000人規模のホールでノンマイクで演奏できる前提の楽器なんですよね。それを、もっと小さな会場でもマイクを通すことを前提に音色を作る過程には障害(ハウリング問題とか)や、もっと新しいエレキ楽器との兼ね合いなどもあって。
かつて某ジャズコンで「簡単に人に聞くな、自分で金と時間使って考えろ」と言われたものですが、やっぱり彼にはそれだけの自分で積み上げてきた知識があって、改めて彼の動画も聴いてみて、本当に感心しました。
この日のBasinStreetでも、「ヴァイオリン聴こえないから上げて」という事になっても、これ以上はハウリングが起こるから無理、というのがありまして。生音では美点とされるいわゆるZ音だけがなんとなくざらざら拾われてそれが良いのか悪いのか、という線があったり。
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の動画のようなクリアな音って、簡単には作れないものなんだと改めて実感して可能性を感じています。
北野のBasin Streetはディープな世界です。
またオファー頂きましたら告知しますので聴きにお運びください^^
そしてこちらも
ライブの前にはバルトークとイザイのレッスンも受けてきました。
リサイタルプログラムは最後の磨き上げに入っております。
全プログラムのうち、一瞬でも私の積み上げてきた時間の世界が作れるように…と思います。
YukiTAKUBO; Violine