今日は基礎連について相談しようと思っていましたが、先生の「シャコンヌ出して」というちょっと含みのある一言から再度シャコンヌのレッスン。
朝から、ずっとさらっては「ああ弾けない……」とがっかりしていまして。
弾けてないところだらけ、と思うのでちょっと後ろ手に隠していた感じがバレたのか。
今まで弾けてたと思っていたのは全然だったんだなぁと、先生ですら「この曲は一生未完成」というシャコンヌの山の高さを知る。
が、弾き終えて一言。
「ここからバスで行ったところにミクロフという街があって僕の生まれ故郷でね……、日曜日にそこでコンサートが開かれるんだけど、それでシャコンヌを弾いてみない?」
本日の咄嗟の一言は、
Why not?
ということで一緒にコンサートセンターに曲目を出しに行きました。
その後、ピアニストによるレッスンでブラームスの一番を合わせて貰いました。
素晴らしいピアニストで、ヴァイオリンの音を良く聴いていて、的確なアドバイスをたくさんくれました。
言葉に加えて楽器の違いもあるので、一度ではニュアンスが伝わらない事もありましたが、諦めずに粘る、粘る。
ほんとに良く聴いているので、私も隅々まで神経を使って、終わる頃には汗だくで倒れそうになっていました。
『ビックリ?』
と言うので何だろうと思ったら、
『ビックリ? ポックリ?』
と。
倒れそう=死にそう=ポックリ、かなぁ…
それにしてもチェコの人は『ビックリ』するくらい日本語を覚えています。
アリガトウ、オハヨウゴザイマス、だけじゃなく。
これまで聞いたのは
『サン(3)』
『メチャカワイイ』
『チョトマッテ』
『スコシ』
『イチガクショウ』
『カゾク』
かなぁ。
『ドブリーデン、デクイー』の2つで何とかしているのがチョト情けない…
日曜日が楽しみだけど、明日は一日弾き籠もりになりそうです。
YukiTAKUBO; Violine